大手メーカーではホービス新居浜のようにモデルハウスが存在しているケースが多く、また、パンフレットなども充実しているため、建てる住まいやその後の生活のイメージがしやすいというメリットがあります。

各メーカーによっても異なりますが、家づくりの大部分を工場で生産する点も特徴です。その結果、高く均一の性能を発揮することができ、工場のスケールメリットを活かして短納期でコストパフォーマンスの高い家づくりが可能となっています。

一生に一度の住まいづくりだから、毎日がときめきに満ちた洗練された家で生活したいと考えるもの。ホービス新居浜に出展している大手メーカーではグッドデザイン賞を獲得した企画商品も多く、また、全国各地の建築事例で得たノウハウを活かし、ご家族の構成や年齢に合わせた長く快適に住むことができる洗練されたデザインを提案しています。

住まいに興味がある皆さんであれば「長期優良住宅」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これは劣化対策、耐震、省エネなど高い性能を備え、柱や土台などの構造躯体に関しては100年程度住むことができる住宅で、多くの大手メーカーがこの長期優良住宅を標準仕様としています。またこの長期優良住宅には「可変の容易さ」という認定項目もあり、ご家族の成長や時代の流れによるライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるようになっています。

研究機関を有している大手メーカーも多く、最新のテクノロジーで性能の高い住まいを提案しています。その一つが高い省エネ性能です。現在、各社が提案しているのが「ZEH」（ゼッチ、ゼロ・エネルギーハウスの略）仕様の家。このZEHは断熱性や気密性を高め、消費エネルギーを減少させるとともに、どうしても使用しないといけないエネルギーは太陽光発電などで創エネし、家庭のエネルギー収支をゼロにする住まいのことで、地球にもお財布にも優しい住まいです。

快適な暮らしを実現し、ご家族の健康のために大切なのが高い断熱性や気密性です。断熱性とは壁など住宅の外部と接する部分から冬なら暖かさを逃がさないように、夏なら暑さが入らないようにすること。一方で気密性とは住宅内に隙間風が入ってこないようにすることです。大手メーカーでは高性能な窓やサッシ、外壁などを採用し夏涼しく、冬あたたかい快適な住まいを実現。エアコン代を抑えるとともに、各部屋で温度差が少ない住まいはヒートショックの発生を抑えるなどご家族の健康にもつながっています。

断熱性や気密性を高める一方で、自然の風や光を上手く利用することでより快適な暮らしが可能となります。たとえば部屋の風通しを良くすることで夏涼しく、カビの発生を抑えたり、天窓や吹き抜けを使用することで部屋中に光を上手く採り入れます。

大手メーカーでは住宅の造りである「構造」を強化したり、地震の振動を制御する「制震技術」や、建物と基礎の間に特殊なゴムなどの装置を設置し地震のエネルギーを逃す「免震技術」など様々なテクノロジーによって今後発生が予想される大地震への対処をしています。その結果、住宅性能表示における耐震等級「3」（最高等級）を多くの大手メーカーで取得しています。

一般的に新築の戸建て住宅は10年間の瑕疵保証がついています。ただ、それ以外に各メーカーでは独自の延長保証を実施したり、不備がないか定期的に点検やチェックを行います。大手だからこその信頼と実績が安心感につながります。

これまで述べたように、絶え間ない研究と多くの施工事例をもとに提案する各社の住まいは、住む人の安心感につながります。その安心感は資産価値にもつながり、仮に中古住宅として売却するとなっても高い価格がつくケースが多いのです。また、ホービス新居浜に出展する多くのメーカーが参加する「優良ストック住宅推進協議会（スムストック）」では、一般的には築20～25年で価値がなくなってしまう戸建て住宅を、協議会に所属するメーカーが供給した住宅を対象に、定期的な点検やメンテナンスを実施したうえで、売却時には築年数が経過しても、建物が持つ本来の価格での買取を実施しています。